日本バイオロギング研究会 - イベント情報 - PukiWiki
国立科学博物館企画展「バイオロギング:動物目線の行動学」 †
バイオロギングを銘打った企画展がいよいよ始まります。会員の皆様も是非一度足をお運び下さい。
日時:2011年12月23日 ~ 2012年3月4日
場所:国立科学博物館(東京・上野公園)
主催:国立科学博物館、東京大学大気海洋研究所
共催:日本バイオロギング研究会、北海道大学大学院獣医学研究科、国立極地研究所、京都大学野生動物研究センター、福山大学生命理工学部海洋生物科学科
企画展についての詳しい情報は以下のサイトをご覧下さい。
開催期間中に、先の地震と津波で被災した岩手県沿岸部の子供たちを科学博物館に招待します。観光バスをチャーターして1月7日から9日にかけて2泊3日で上野まで来てもらいます。8日に講演会(佐藤克文、楢崎友子、中村乙水)を実施し、その後企画展を見てもらう予定です。この招待費用には、バイオロギング研究会が始めて下さった義援金が大きく関わっています。 3月11日の震災直後から4月11日にかけて、「東北地方太平洋沖地震の被災者への義援金」として、会員78名の皆様から計1,529,271円が寄せられ、私佐藤克文に託されました。私自身、その後個人的な募金活動を継続し、12月12日の段階で総計527万円が集まりました。そのお金を使って、漁師さんへ漁船の修理費用を渡したり、大槌町の中高生に自転車をプレゼントしたりといったことを夏頃まで行いましたが、その後、しばらく募金を用いた支援活動を休止しておりました。 12月12日の時点で、募金の残金が93万円あります。これを使って子供たちを上野に招待する事を考えております。往復旅費と滞在費に食費を加えて、1人あたり2〜3万円がかかります。現時点で30名から40名ほどを招待できる見込みですが、一人でも多くの子供たち(とその保護者)を招待したいと考えております。もし、この活動に賛同していただける方がいらっしゃいましたら、さらなる募金をお願いいたします。 これまでの顛末や振込先などの情報は以下のサイトをご覧下さい。
企画展が終了する3月までに、募金を用いた支援活動には区切りをつけ、皆様に報告致します。
佐藤克文
日本バイオロギング研究会第7回シンポジウムのご案内 †
【終了しました】 バイオロギング研究会第7回シンポジウム(名古屋)は終了しました。約90名の方々が参加され、研究会シンポジウム過去最大の規模となりました。招待講演者の皆様、参加者の皆様、どうも有り難うございました(名古屋大学・依田)
【当日プログラム&キャンパスマップをアップしました→pdfファイル(7th_BLSNagoya_program&map.pdf)】
来る11月12日(土)、名古屋大学にて、日本バイオロギング研究会第7回シンポジウムを行います。当研究会では年に一度、小型のセンサを動物に装着して行動や生態を記録するバイオロギング・サイエンスに関連したシンポジウムを開催しております。第7回となる今回のテーマは「バイオロギング x 認知生態学(Bio-Logging meets Cognitive Ecology)」です。バイオロギングを用いて野生動物の認知現象を扱った研究をテーマ講演者の方々に発表して頂きます。また、テーマでの講演以外に、一般の発表もポスター発表として行われます。テーマ講演者と講演タイトルは以下の通りです。
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あなたはどのように多くの状態を見つけることができますか?
・赤松友成(水産工学研究所)音で触る〜聴覚認知と触覚認知
・塩見こずえ(東京大学)移動経路から探る 海鳥の時間空間認知能力
・三田村啓理(京都大学)位置から探る回帰メカニズム:魚は何をみているのか?
・飛龍志津子(同志社大学)空飛ぶコウモリが音で"見る"世界―テレメトリ音響計測によるバイオソナー機構の解明―
・上田宏(北海道大学)サケの母川記銘・回帰メカニズム―バイオテレメトリー手法による成果および将来展望―
・神谷之康(ATR脳情報研究所)脳科学は実験室を飛び出すことができるか?:ブレイン・ライフログの可能性
・藪田慎司(帝京科学大学)敵対的交渉における適応的意思決定のための動機付けシステム
・高橋晃周(国立極地研究所)バイオロギングによるペンギンの認知生態学
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場所:名古屋大学大学院環境学研究科・環境総合館1階 レクチャーホール
日時:2011年11月12日(土)9:30開場、10:00開会 場所:名古屋大学大学院環境学研究科・環境総合館1階 レクチャーホール アクセスについては以下をご参照ください。 http://www.env.nagoya-u.ac.jp/contact/map.html
シンポジウム参加申し込み
参加申し込み書(7thBLS_NAGOYA_form.doc)にご記入の上、以下の提出先まで、メール添付、Faxまたは郵送でお送り下さい。
提出先:〒464-8601 名古屋市千種区不老町・名古屋大学大学院環境学研究科 依田憲(よだけん)
E-mail: yoda.ken[atmark]nagoya-u.jp [atmark]� alt="cid:logoimg2" title="cid:logoimg2" width="842" height="1192"/>
長崎大学環境情報セミナー「海と地球と人と」 †
「いま考える東シナ海の未来 〜その知られざる魅力と忍び寄る環境危機」
日時:2011年3月22日 13:00〜17:20(開場12:30)
場所:東京・都市センターホテル コスモスホール
主催:長崎大学
共催:ナショナルジオグラフィック社
参加費:無料
申し込み方法:参加には事前申し込みが必要です。
申し込みは以下の日経ナショナルジオグラフィック社のHPからのみとなります。
日本バイオロギング研究会 第6回シンポジウム †
日時:2010年7月29, 30日
会場:国立極地研究所(東京都立川市)
世話人:高橋晃周、渡辺佑基(極地研)
第6回シンポジウム要旨集PDF 12.1MB
7月29日(木)
9:30 開場・受付
10:00-10:10 開会挨拶・アナウンス
10:10-11:50 テーマ講演「バイオロギングによる極域動物研究の最前線」
・森貴久(帝京科学大)「ヒゲペンギンの潜水行動と採餌トリップの雌雄差」
・塩見こずえ(東大大気海洋研)「エンペラーペンギンの潜水終了の意思決定」
・伊藤元裕(北大水産)「ハシブトウミガラスの採食戦略」
・國分亙彦(極地研)「ヒゲペンギン・ジェンツーペンギンの捕食行動」
11:50-13:00 昼食
13:00-14:15 テーマ講演続き
・岩田高志(総研大)「ナンキョクオットセイの3次元遊泳軌跡と採餌行動」
・坂本健太郎(北大獣医)「アホウドリの飛翔生理」
・渡辺佑基(極地研)「北極のニシオンデンザメはのろのろ泳ぐ」
14:15-14:30 休憩
14:30-14:40
・ 森谷渕(日在−和泉浦の海を育みウミガメを守る会)「ウミガメ研究の話題提供」
14:40-15:40 ポスター発表
いくら芝ケース
15:40-17:35 ワークショップ「動物の移動データ解析」
ワークショップ趣旨説明 渡辺佑基(極地研)
・依田憲(名大環境)「海鳥の移動経路解析」
・天野達也(農業環境技術研究所)「チュウサギの食物探索経路と空間分布」
・山口典之(東大農生物多様性)「ハチクマの渡り経路解析」
・土光智子(慶応大)「GPS-ARGOS首輪装着による丹沢地域のツキノワグマのニアリアルタイム追跡事例」
18:30- ナイトセッション(立川駅周辺)
7月30日(金)
10:00-12:15 ワークショップ「実践! 動物の移動データ解析」
・First passage time ・Levy flight ・3次元経路
12:15-13:30 昼食
13:30- 「南極・北極科学館」見学
バイオロギングワークショップ †
来る2月16日,東京大学本郷キャンパス小柴ホールにて,バイオロギングワークショップを開催致します.これまで3年間東京大学海洋研究所が進めてきたプロジェクト「UTBLS: Bio-Logging Science, University of Tokyo」の成果報告を行うと共に,残る2年間の研究計画についてお話しします.事前登録不要ですので,もしお時間があったら開場までお越し下さい.小柴ホールへの行き方は,以下の通り.
日本バイオロギング研究会第4回シンポジウムin 2008 開催通知(2008年8月14日) †
参加者募集
来る11月15日に長崎大学において、第4回シンポジウムが開催されます。今回のテーマは「環境変動と大型海産魚類の応答・バイオロギングの貢献と課題」。翌16日にはサテライト勉強会を開催いたします。詳しくは以下のプログラムをご覧ください。
研究会会員のシンポジウム参加費は無料。非会員の参加費は1000円です。参加を希望される方は、参加申込書(4thBLS_form.doc)に記入の上で事務局までファックスないしE-mailの添付書類で9月30日までに提出願います。
研究発表者募集
シンポジウム招待講演6件に加え、学生講演6件を募集いたします。研究会幹事による厳正なる審査を経て採択された6名の学生講演者には、奨励金1万円を差し上げます。学生会員の皆様、こぞって応募ください。選に漏れた学生会員にはポスター発表に回っていただきます。
そのほかに、学生および一般会員によるポスター発表を募集いたします。講演要旨の申込期限は9月30日。
プログラム
日時:2008年11月15日(土)・16日(日)
会場:長崎大学医学部 良順会館 世話役:長崎大学 河邊・征矢野
主催:日本バイオロギング研究会・長崎大学
後援:長崎水産研究三機関連絡会議
11月15日(土)
午前:学生講演(9:30 〜11:30)(2Fボードインホール) 6演題予定(1題20分) <講演者募集中>
午後:シンポジウム(13:00 〜~ 16:00) (2Fボードインホール)
1. 趣旨説明(河邊)
2. 九州に来遊するジンベイザメの衛星追跡 中野秀樹・松永浩昌・清藤秀理(遠洋水研)
3. 高度回遊性魚類の分布・回遊に影響を及ぼす水温構造変動 北川貴士(東大院新領域/海洋研)
4. 水塊構造の年変動がミナミマグロ未成魚の回遊に及ぼす影響 藤岡紘(長大院生産)・河邊玲 (長大海セ)・A. J. Hobday (CSIRO)・宮下和士(北大FSC)・伊藤智幸(遠洋水研)・高尾芳三(水工研)
5. コーヒーブレーク
nursessを保持する方法
6. 東シナ海北部海域におけるシイラCoryphaena hippurusの遊泳行動の季節変化 古川誠志郎(長大院生産)・河邊玲・津田裕一(長大海セ)
7. 国産初のアーカイバルタグの開発 木村幹也・長澤泰宏・田島裕也・戸川了一・吉田光男・堀内智啓(アレック電子)・北川貴士(東大院新領域/海洋研)・河邊玲 (長大海セ)
8. 大村湾から東シナ海へ:長崎県水域における産卵期ヒラメ成魚の移動推定 安田十也(京大院情報)・村田裕美(長大院生産)・河邊玲 (長大海セ)
ポスターセッション(16:00 〜17:00) (1F専齋ホール) <発表者募集中>
ナイトセッション(18:00 〜20:30) <参加者募集中>
場所:稲佐山観光ホテル
ナイトセッション会費:正会員5,000円、学生会員3,000円
11月16日(日)
サテライト勉強会(10:00 〜12:00)( 1F専齋ホール) <参加者募集中>
データ解析に関する勉強会
1.「エソグラファーの使い方」坂本健太郎(北大獣医)
2.「時系列データ解析について」島谷健一郎(統数研)
参加者はIgor ProとEthographer(研究会HPマクロライブラリーからダウンロード可能)をインストールしたPCを持参のこと。
集中講義「海産哺乳動物学」開講のお知らせ †
楢崎友子(2007年11月26日)
2007年12月12-14日、東京大学海洋研究所にて「海産哺乳動物学」が開講されます。
世界の第一線でご活躍されている先生方を講師にお招きし、海産哺乳動物に関する最先端の情報をもとに、行動学、生理学、音響学、環境学の視点から講義をして頂きます。東京大学に所属する学生以外の方も大歓迎ですので、興味のある方は是非ご参加ください。
会場
東京大学海洋研究所 講義室(A棟1階)
スケジュール
12月12日(水)
13:00- 15:00
宮崎信之(海洋研究所・教授)
「講義の概要と海産哺乳動物を指標にした海洋汚染」
15:00-17:00
佐藤克文(海洋研究所・准教授)
「バイオロギングシステムを用いた比較行動学」
12月13日(木)
10:00-12:00
吉岡基(三重大学大学院生物資源学研究科・教授)
「海産哺乳動物の繁殖生理学」
13:30-15:30
赤松友成(水産工学研究所・主任研究官)
「海産哺乳動物を対象にした音響生物学」
16:00-
交流会
12月14日(金)
10:00-12:00
内藤靖彦(国立極地研究所・名誉教授)
「バイオロギング研究の歴史と将来展望」
13:00-15:00
Randy Davis(海洋研究所・客員教授、テキサスA&M大学・教授)
「Physiological adaptations for diving in marine mammals」
連絡先:宮崎信之(miyazaki@ori.u-tokyo.ac.jp)
勇魚会(海棲哺乳類の会)シンポジウムのお知らせ/三谷曜子(2007年1月25日) †
勇魚会(海棲哺乳類の会)では3/3,4(土日)に東京海洋大学 楽水会館にてシンポジウムを開催いたします.
今年度のシンポジウムでは、広く発表を募集して研究発表大会を、イルカの生理学をキーワードとして講演会を開催します。また、勇魚のお宝オークション、勇魚会茶話会、ヤワラカ企画として「私の"動物"自慢」「みんなでツクる!海棲哺乳類ゲーム」「海棲哺乳類の写真展」など、盛りだくさんの企画が行われます。
参加および発表申し込み〆切は2/10です.その他の詳細は,添付のポスターをごらんいただくか,こちらをご覧ください.皆様のご参加をお待ちしております.
夏合宿のお知らせ/佐藤克文(2006年5月3日) †
スコットランド セントアンドリュース大学Sea Mammal Research Unitから鯨類の行動学分野で今最も熱い男パトリック・ミラー博士が来日し2006年6月から9月まで客員助教授として東京大学海洋研究所国際沿岸海洋研究センターに滞在します.
これを機に,海洋大型動物研究の夏合宿を開催します.
世話役・連絡先) 東京大学海洋研究所・助教授・佐藤克文 katsu@ori.u-tokyo.ac.jp
岩手県の大槌町にある国際沿岸海洋研究センターは,大学共同利用研究所としてどなたにも利用していただけるよう宿泊施設や研究設備が整っています.
ためになるわかりやすい講義を毎日聴けると思ったら大間違い.主体はあなたです.上記の期間中,好きなときに好きなだけ大槌に滞在し,英語による自主ゼミやバーベキュウなどを随時開催し,交流を深めます.
参加資格) 気が若い.英語を話す意志を持つ.
Miller, P. J. O., Johnson, M. P. and Tyack, P. L. 2004. Sperm whale behaviour indicates the use of rapid echolocation click buzzes "creaks" in prey capture. Proceedings of the Royal Society B 271, 2239-2247.
Miller, P. J. O., Johnson, M. P., Tyack, P. L. and Terray, E. A. 2004. Swimming gaits, passive drag and buoyancy of diving sperm whales Physeter macrocephalus. Journal of Experimental Biology 207, 1953-1967.
Miller, P. J. O., Shapiro, A. D., Tyack, P. L., and Solow, A. R. 2004. Call-type matching in vocal exchanges of free-ranging resident killer whales, Orcinus orca. Animal Behaviour 67, 1099-1107.
Miller, P. J. O. 2002. Mixed-directionality of killer whale (Orcinus orca) stereotyped calls: a direction- of-movement cue? Behavioral Ecology and Sociobiology 52: 262-270.
Miller, P. J. O., Biassoni, N., Samuels, A., and Tyack, P. L. 2000. Whale songs lengthen in response to sonar. Nature 405: 903.
Miller, P. J. O. and Bain, D.E. 2000. Within-pod variation in the sound production of a pod of killer whales, Orcinus orca. Animal Behaviour 60: 617-628.
Miller, P. J. O. and Tyack, P. L. 1998. A small towed beamforming array to identify vocalizing resident killer whales (Orcinus orca) concurrent with focal behavioral observations. Deep-Sea Research II, 45: 1389-1405.
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